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Hewlett-Packard、DELL、Huaweiの12インチWindowsタブレットの「HP Spectre x2」「Latitude 7285 2in1」「MateBookE」のスペックを比較してみた。

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Hewlett-Packard、DELL、Huaweiの12インチWindowsタブレットの「HP Spectre x2」「Latitude
7285 2in1」「MateBookE」のスペックを比較してみた。

ブログ更新用にそろそろレッツノートCF-RZ4の画面が手狭になってきた上、キーボードも相変わらず打ちづらく、
慣れることが難しそうなので、新しいノートパソコンの調達を考えている管理人ですが、
ここ1-2週間でHP、DELL、Huaweiが一挙に12インチ台のWindowsタブレット、Windowsノートパソコンを
リリースしたので、スペックを比較してみることにしました。

ちなみに、管理人は腰を据えて旅行先などで更新する際には、VAIO Pro 13を使用していますが、
そろそろVAIO Pro13とCF-RZ4の統合も図りたいと思っています。

比較したのは次の3商品です。

Matebook E:
HUAWEI MateBook E | PC & タブレット | ファーウェイ・グローバル

HP Spectre x2:
HP Spectre x2 製品詳細- ノートパソコン | 日本HP

DELL:
Latitude 7000 12インチ コンバーチブル2-in-1 (7285)
データシート

目次

3機種スペック比較:

MateBook E Latitude 7285 HP Spectre x2
価格 100,000円~(m3モデル)
158,000円~(i5モデル)
177,980円~ 159,800~(Low)
199,800~(High)
サイズ 194.1×278.8×6.9 209.2×274.8×7.25mm 207×294×8.0mm
213×294×13.2 mm
(合体時)
重さ
(本体)
640g 680g 775g
重さ
(キーボード含む)
1100g 1360g
重すぎ
1140g
OS Windows 10 Home
(64bit)
Windows 10 Home
(64bit)
Windows 10 Pro
(64bit)
ディスプレイ 12インチIPS(防指紋)
2160×1440
静電容量式ペン, 10-point
12.3インチ (2880 x 1920) IGZO
アンチ-グレア, IR カメラ & Mic
12.3インチワイド・IPS
(3000×2000 / 最大1677万色、
Gorilla /450nit /293ppi)
CPU Intel Core m3-7Y30
第7世代intel Core i5-7Y54
第7世代intel Core i5 -7Y54 第7世代
Core i5-7260U(Low)
Core i7-7560U(High)
メモリ 4GB(m3モデル)/8GB(i5)) 8GB LPDDR3 1866MHz 8GB(low)
16GB(high)
SSD 128G(m3モデル)
256G SSD(i5)
M.2 256GB PCIe NVMe Class 40 PCIe NVMe
512GB SSD(low)
1TB SSD(high)
通信方式 WiFi: 802.11 a/b/g/n/ac,
Bluetooth® 4.1
Intel Dual Band Wireless-AC 8265
IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth® 4.2
IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.2
ポート USB-C x 1
ヘッドフォンジャック x 1
USB Type-C/Thunderbolt 3×2
microSD3.0スロット
microSIMスロット(WLAN機のみ)
USB Type-C 3.1 Gen1 ×2
microSDスロット
バッテリ 33.7Wh 34Wh ?
8時間持続
カメラ 約500万画素 Windows Hello 対応 フロント 500万画素 IR カメラ
リア:1300万画素

同じ時期に発売され、同じようなディスプレイを搭載している3機種ですが、中身は大幅に違いますね。
では、管理人ならばどれを買うかで比較していきます。

CPU・メモリ比較:

CPUから吟味していきます。いくらブログ更新用としても、選択肢としてCorei5以上が同じ筐体であるならば、
Core mシリーズの非力さはちょっと遠慮したいところ。Core mしか搭載していないのであれば、我慢しますが。。

これはMacbook12も同様で、Core m3かCore i5を選ぶことができ、数万円程度の差であれば、
出来るだけCore i5を選ぶべきです。

最新の第7世代Kaby lateシリーズのCore m3は、1-2世代前のCore i3程度の性能を有しています。
しかし、ウェブを見るにしても何かとリッチコンテンツ化しており、要求される性能もじわじわと上がっているので、
少なくとも道具としてPCを購入するのであれば、それなりに金は払うべきでしょう。

なお、Core mシリーズの7世代目はCore m3 7Y30とCore i5 7Y54という名称になり、
後者がmatebookE とLatitude 7285に積まれているCPUです。
発展的改名というやつです。リネーム詐欺ではありませんよ。性能も確実に(少しずつ)上がっています。
Core i5 7Y54は一世代前のCore i3 6100U程度の性能を有しているそうな。
ただ、少しパチもん臭い感は否めません。

では末尾Uの超低消費電力CPUモデルではありますが、正当なCore i5シリーズやハイパワーモバイルを
行いたい場合はCorei7が選べるHP Spectre x2で決まりか?と思いますが、
それは時期尚早。
HP Spectre x2はデザインが致命的にダサい(画像で見る限り)ので、後で触れます。

メモリは8GBあれば十分でしょう。
ということでCPU(石)の面からも、メモリ4GBしか積んでいないMatebookEのCore mモデルは脱落ですね。

サイズ感と重さ:

管理人はVAIO Pro 13(ソニー世代の貴重なモデル)を使っていますが、この時代はとにかく軽くという
設計思想でデザインされており、挟縁液晶でコンパクトに纏める、という概念があまりなかった時代です。

それ故に940gという当時の最軽量に近い(LAVIE Zの方が875g程度で真の最軽量だった)軽い軽さの割には、
筐体のサイズが奥行216 mm ×幅322 mm×高さ12.8 mm (最厚部17.2 mm) もあり、
かなりデカイ。これは持ち運ぶのにちょっと躊躇する大きさで、軽い割にカバンの中で場所を取ります。

よって、同じサイズのディスプレイを搭載しているならば、出来るだけ軽くて小さいモデルがモバイル用途には
好まれます。

MateBook E Latitude 7285 HP Spectre x2
価格 100,000円~(m3モデル)
158,000円~(i5モデル)
177,980円~ 159,800~(Low)
199,800~(High)
サイズ 194.1×278.8×6.9 209.2×274.8×7.25mm 207×294×8.0mm
213×294×13.2 mm
(合体時)
重さ
(本体)
640g 680g 775g
重さ
(キーボード含む)
1100g 1360g
重すぎ
1140g

上記のMatebook Eですと、奥行き194.1mm×幅278.8mm×高さ6.9mm
(キーボード込みの高さなのかは不明)であり、奥行きで2cm、幅に至っては4.3cmも小型化されています。
これだけでもVAIO Pro 13から買い換えるメリットは有るかと。

ただ、CPUやメモリやストレージなどのバランスが取れていたLatitude 7285が
キーボード込みで1360gというのは流石に重すぎ。Windowsノートパソコンでキーボードを持ち運ばない、
というのはGUIの糞っぷりという特性上ありえないので、Latitude 7285は機種選定から落選です。

例えば、本体のみ持ち運んで、付属のキーボードや、別途購入したUSBやBluetoothキーボードを
目的地に置いておく、という運用もあるかもしれませんが、流石に1.3kgはなぁ。。


作りもしっかりしてそうだっただけに、残念なり。これを買うならば、同じくDELLのXPS 13 9360、
13インチ挟縁液晶モデル、幅:304 mm × 奥行:200 mm × 厚み: 9~15 mmで重さ1.2kg~1.29kgを買うかと。
XPS 13 2in1 9365、幅: 304mm ×奥行199 mm×高さ 8/13.7mm、重さ1.24kgも捨てがたい。

ただ、本稿では12インチで手頃なサイズとパフォーマンスと携帯性を比較したいので、
13インチシリーズは脇においておきます。13インチもの液晶となると、
如何にDELLがinfinity edgeと呼ばれる挟縁液晶を搭載しようが、やっぱり大きく、
カバンに入れるのに躊躇するものです。

デザイン:

ここまで着たらあとはデザイン比較です。
MateBook EとHP Spectre x2の比較を行います。

MateBook E


よくある折りたたみ型キーボードカバー一体型のデザイン。よくあるタブレットの形態じゃねーか!
あらためてよくよく見るとSurfaceとほぼ一緒。
この手のカバーを折り曲げるタイプは、電車の膝の上で安定して使えません。
満員電車で必死に席を確保して座っても、移動中に作業できないわけです。

ノマドワーカーが憧れる、
「おしゃれなカフェ(笑)の眺めのいいテラス席(笑)で優雅に(笑)カフェラテ(笑)を飲みながらささっと
プレゼン造り(笑)」というのは年に1回あるか無いか、という頻度ですね。

実際のところは、
「鳴り止まない社給ケータイのバイブを無視して、満員電車で必死に割り込んで席を確保し、
汗ダクダクな額をシャツで拭いながら、両脇の人にエルボーかまして空間を確保、
必死にメール返信と魔改造されたエクセルシートと格闘してたら、うあぁ乗り換え駅だ!
乗り換え1分!全力ダッシュ!乗り換えた先の電車時間10分で勝負に挑む!終わらせないとヤバイ!
ちなみに目的地は別案件のお客様への謝罪案件!」というのが現状です。

そもそも、これに15.8万円払えるか?と言われると、ちょっと嫌です、というのが心境ですね。


ただ、キーボードはカッコイイ。ひらがなの刻印がないJIS配列キーボードはここまでカッコイイのか・・・
と思いきや、よくよく見ると半角/全角キーがない・・・って記号もいつも見ているのと違う・・・
そう、英語配列キーボードです。

これは好みが分かれるところです。
管理人的には、半角全角切り替えや記号の打ち方で悩みたくないですし、一般的なユーザーとしても、
家、会社、このタブレットでキー配列が異なるのは避けたいはず。

全部英語配列キーボードに統一できるならば問題ないですが、
会社のキーボードを勝手に交換するのは難しい人もいるでしょう。

HP Spectre x2


一つ開発者に聞きたいのが、「なぜそこを金色にした?」ですね。
公式ページで「クロムメッキ処理を施し、ゴールドに輝くキックスタンド。
ステンレス製でたわみに強iいのが特長です。」とドヤっていますが、
クソバカヤロー!仕事道具がゴールドに輝いてどうすんだよ!マットブラックにしとけよ!
「そろそろ、オトナのタブレット」とかドヤってんじゃねーよボケ!

というのが偽りない感想です。そういう変な色で自己主張は止めて頂きたい。

そもそも、こういうダイソーの鏡、ありますよね。ちょっとぶつけるとすぐに歪んでへし折れそうな脚を搭載した鏡。
まさにアレ。剛性がちょっと心配。

ただ、「165度まで無段階で調整できる、可動域の広いキックスタンド、
お好みの角度で使用することが出来るので、どんなシーンでも理想のポジションを確保できます」、とのこと。

色の件は兎も角、可動域は自由に設定できそう。ただ、どっちにしろ膝の上での使用は不安が残ります。


キー配列は普通の日本語配列キーボード。ひらがなのダサさは残るものの、道具はやはり使い慣れたもので。


デザインも改めて見ると、この金色の脚もそう悪くないかもしれません。
ただ、HPの商品ページとして、全体的にダークな雰囲気で高級感を演出しようとする、
加計学園の文書のような演出がありますので、よく陽の当たる家電量販店でしっかりと実機を見て、
脚の具合も翌々確認する必要がありますね。

というわけで、管理人が買うならば、HP Spectre x2の16万円、CPU Core i5モデル、
大きさも213×294×13.2 mmと、従来のVAIO Proより幅3センチ近く小さくなって大満足、
というのが落としどころでしょうか。

Macbook12でいいんじゃない?

ここまで読んで、あれ?Macbook12でいいんじゃない?BootcampでWindows動くし、3年後ぐらいに売る時も、
リセールバリュー高いよ、と思った読者の貴方、多分正解です。

念のため、Macbook12のサイズと重さを調べておきました。

HP Spectre x2:奥行き213mm×幅294mm×13.2 mm、重さ1140g。
Macbook12サイズ:奥行き196.5mm×幅280.5mm×高さ35~131mm、重さ920g。

はい、Macbook12を買わない理由が無くなりましたね。

問題は、Macbook12はCorem3モデルが主流で、Corei5にすると値段が一気に上ること。
カカクコムで17万円程度。でもメモリ8GB・SSD512GBついているし(そこまで要らないけど)、
HP Spectre x2の159,800円(税抜)と比べたらそこまで変わらん・・・
って消費税を計算すると159,800*1.08=172,584円でMacbook12と変わらんやんけ・・・

はい、Macbook12で良いと思います。
ただ、2in1でキーボードが分離できることに意味を感じる人であれば、HP Spectre x2でもいいかと。
しかし、キーボードがないタッチパネル前提のWindowsなんて使い物にならないので、
やっぱりMacbookでいいのではないでしょうか。


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