ウェルケアで自宅でコロナの抗体判定ができるキットが1人4950円で購入可能。
自宅でキットを使ってコロナの抗体判定(過去に掛かった経歴があるか)を検査できるキットが
7250円⇒4950円に値下げして販売中です。
運営元は一般社団法人ウェルケア 新型コロナウイルス遠隔健康医療相談センターとのこと。
なお、次の質問のうち、一個でもYesがあり、かつ体調が優れない場合は「病院にいけ」とのこと。
そりゃそうだ。
質問:
・Q1 過去1ヶ月以内に国外への渡航履歴がある
・Q2 過去1ヶ月以内にPCR検査結果などでご自身または、家族や職場などの
長時間濃厚接触者コロナウイルス陽性反応が出てる
・Q3 現在、37.5℃以上の熱が4日以上続いている、
あるいは下痢腹痛、呼吸が苦しい、激しい倦怠感、味覚障害などの症状があり時間とともに悪化している。
確かにこれの答えが3つともイエスであれば「病院にいけ」も分かりますが、
Q1のみイエスでも「病院にいけ」はちょっと草。
なお、抗体あり、つまり感染履歴ありと判断した場合は、メールなどによる遠隔医療サポートを受けられるそうな。
意味あるの?
なお、プレスリリースには次のように述べられています。
抗体検査は精度や性質上感染初期段階において感染との相関性がまだ低いことから、日本においては導入を慎重に考える意見も少なくないですが、遠隔健康医療相談と組み合わせることによって、感染の状況を推察する大きな手掛かりになると期待されています。
売る側も「あまり期待していない、これから期待する」とのこと。
という訳で、現在進行系で身体のだるさなどがあれば病院に行くべきですし、
特にないというのであれば検査してもあんまり意味がないかも。
過去にPCR検査を受けて陽性だったのであればそりゃ抗体は持っているでしょうけど、
それが消滅したのかどうかを調べるのは、公的機関でサンプルの1人としてやったほうが
受けられる保障が違うかと。
過去に感染したけど無症状でした、という自分の歴史がわかっても、統計学者からみれば良いサンプルですが、
自分の身としては不安を掻き立てられるだけですし、「で、どうしろっていうんだ?」で終わりそう。
「肺炎やインフルエンザなど、これまで万単位で日常的に死んでいたウイルスを可視化して
どうなるんだ?それで緊急事態宣言をして経済を止める?愚かな集団自殺だな」という意見もあります。
という訳で、興味ある人は抗体検査をやってみましょう。