北海道銀行で通帳から道銀Web専用口座「スマートLeaf」へ切り替えると先着6000名に500円がもらえる。~2/28。
銀行側は紙の通帳を発行しているだけで、毎年200円の印紙税が発生しています。
つまり、持っている数百万の口座の分だけ、毎年200円の税金を国に収めないと行けないわけです。
北海道銀行の印紙税を適当にフェルミ推定する:
北海道銀行が一体どの程度の口座数を保有しているのか、
公開情報からは明らかになっていませんが、北海道の生産年齢人口(18-64歳)は350万人、
高齢者人口は130万人程度(いずれも2010年統計)、合計480万人です。
流石にこの人達は働いているでしょうから9割が銀行口座を持っているとして、
法人向けのメーンバンクの道銀シェアは15%。ちなみに北洋銀行がシェアNo1で35%。
道内メーンバンク調査(2018年)
ただ、個人は銀行口座は複数持てますし、法人向けメーンバンクとは若干趣旨が異なるので、
甘めに見積もって倍の3割が保有していると仮定します。
ここで480万人×3割で144万口座。
この内何割が通帳を発行しているか、ですが、近年の申込みは紙の通帳を抑制しつつあるとは言え、
ほぼほぼ紙の通帳が残っているでしょうから、9割は通帳でしょう。どうせ年寄りも多いですし。
ということで144万口座×9割=129.6万口座が紙の通帳口座と推測します。
これに印紙税年間200円がかかりますので、北海道銀行が負担する印紙税は
129.6万口座×200円=約2.6億円。結構な額が何もせずに流出していくわけですね。
ちなみに上記推計には法人口座は含まれておらず、道内メーンバンク調査(2018年)では
少なくとも10538社が利用していますから、最低でも+200万ほどの印紙税が
北海道銀行からキャッシュアウトしています。
という訳で、だいたい2.6億円、多少間違えたとしても最低1億、最大5億程度の印紙税を
北海道銀行は払っているのではないでしょうか。
低収益時代の銀行業界としては、なんとしても「この無駄に国に払っているお金」を
削減したいわけです。
通帳から道銀Web専用口座「スマートLeaf」へ切り替えると先着6000名に500円がもらえる。
ということで、電子通帳に切り替えて北海道銀行に年間1人200円を実質カンパして、
戦後の経済復興で高まる資金需要に応えるべく、1951年に設立された道銀を救うんや!
内地の政府に金を召し上げられてたまるかい!まぁ下手打った拓銀は死んで北洋になったけどな!
という人は切り替えてみましょう。
期間
2020年11月1日(日)~2021年2月28日(日)
そういう変な主義思想は抜きにして、ネット対応口座に切り替えると便利ですよ。
今更残高確認にATMや支店まで行ってられませんよ。
なお、既にインターネットバンキングを利用の方は、来店不要でネット上で
切替可能とのこと。ネットバンク利用者は、銀行内部的に通帳廃止の手続きをして
終わりの模様です。