PayPay銀行、爆誕。ジャパンネット銀行の改称で。中身は変わらず。2021/4/5～

PayPay銀行、爆誕。ジャパンネット銀行の改称で。2021/4/5～。

もともと2020/7/31のZホールディングスのプレスリリースで、
「ソフトバンク、Yahoo系の金融系サービス名はPayPayで統一するぞ」というアナウンスが
有りましたが、ジャパンネット銀行の名称変更日が具体的に決定し、
2021/415、PayPay銀行が登場します。

もともと2000年に日本初のネット専業銀行として登場し、
同じようなイーバンク銀行（現：楽天銀行）と個人向け決済の双肩を担う役割を果たしていましたが、
出遅れた都市銀行や地方銀行、ゆうちょ系がスマホ対応などのサービスを拡充しはじめ、
また、Yahoo!オークションやメルカリ、モバオク（死語）が独自の決済サービスや経済圏を作り始めたため、
言うほど銀行口座を使って送金するということもめっきり減ってきました。

総じて20年間、大して着目もされなかったジャパンネット銀行、
今回のPayPay銀行への名称変更で、「サービスもキャッシュカードも特に変わりません」とのこと。

あくまでもPayPayのブランド認知力を向上させることが、現時点での目的だそうな。
金融庁への届け出を始め、屋号の変更等実務面では猛烈に担当者に迷惑が掛かりそうですが、
流石にこれからPayPayと連携した何かしらのサービスやらキャンペーンを始めるでしょう。

ただしこの銀行、2012年まで毎月189円の口座維持手数料を取り、
それを人質に「Yahoo！かんたん決済の登録口座にすると手数料無料にするで。
みんな口座作ってや」という人質ビジネスをやっていたことを忘れてはいませんよ。

今では流石に廃止されましたけどね。
口座維持手数料の廃止および提携ATM利用手数料の改定について｜ジャパンネット銀行

ということで、新サービスに期待しましょう。