
休みの日の会社からの連絡は無視でOK、「つながらない権利」がついに明文化へ。
休みの日だけど会社のスマホは手放せない、連絡が来たらなるはやで返信しないと怒られる・・・
そんなギリギリの体制で回されている会社も結構多いかと思います。
さて、労働基準法が1987年以降40年ぶりの大改正で、会社と「つながらない権利」が明文化されるべく、
議論が行われています。
これまでは休日の連絡を無視すると「やる気がない」と評価される不安がありました。改正案では、勤務時間外や休日の業務連絡への対応を拒否できる権利について議論されています。
【不利益取扱いの禁止】:
連絡に応じないことを理由に、人事評価を下げたり不利益な扱いをすることを防ぐ指針が検討されています。【「自律」というバーター】:
社員に働き方の裁量を与える代わりに、企業には「安全装置」としてこの権利の保障が求められるようになります。■13日連勤は「即、違法」に
さらに、「つながらない権利」を裏支えするのが、「13日を超える連続勤務の禁止」です。
これまでは4週4日の休日があれば「最長48連勤」が法的に可能でしたが、法律が改正されれば物理的に不可能になります。
2週間に1回は、スマホを置くための「絶対的な休息」が法律で守られるのです。
「つながらない権利」ついに明文化へ 休日の連絡は”無視”でOK?労働基準法40年ぶり大改正へ(NBC長崎放送) – Yahoo!ニュース
働き方改革の5つの柱:
1、「時間管理」から「健康管理」へ
→際限なく働かせて「残業代」を払う仕組みから、心身を壊さないための「休息の確保」を最優先するフェーズへ強制的に移行します。2、「工場の論理」から「自律の論理」へ
→「何時間デスクにいたか」で管理する昭和のルールを捨て、テレワーク時代に即した「成果と休息の自己管理」を法律が後押しします。3、「隠れ労働」の凶器を「解放」へ
→スマホによる24時間365日の「見えない拘束」を断ち切り、デジタルを「つながる自由」と「つながらない権利」の両立ツールへと変えていきます。4、「画一的」から「多様性」の保障へ
→副業や在宅勤務といった現代の柔軟な働き方を阻んでいた「古い法律の壁」を取り払い、一人ひとりの「ライフスタイルに合わせた働き方」を保護します。5、「密室労働」から「透明性の競争」へ
→労働実態の情報開示を義務化することで、残業や有給のリアルを「市場の選択」に委ね、ブラック企業が自然と淘汰される環境を整備します。
「つながらない権利」ついに明文化へ 休日の連絡は”無視”でOK?労働基準法40年ぶり大改正へ(NBC長崎放送) – Yahoo!ニュース
とはいえ、人手不足の現場です。
世の中は労働基準法違反の会社で溢れています。
「お前電話に出なかったらどうなるか分かってるよね?」という無言の圧力もあるでしょう。
組織としてうまく回る仕組みを設計できる会社が、令和の時代も生き残れるでしょう。
低賃金&長時間労働で労働者をこき使うような会社には、少なくとも都会には転職先がたくさんあるので、
すぐに人が逃げ出して事業経営もままならないようになるでしょうね。
また、出社回帰の会社もありますが、テレワークと出社を自由に選択する「ハイブリッドワーク」の会社も増えました。
労働時間で管理する、というより、成果で管理する、という形態です。
自発的に働き、うまく成果を出せば多少サボっても文句は言われませんが、成果が出ない状態が続くと容赦なく降格&減給です。
ただ、成果評価が行き過ぎると、日本人としての性格に合わなさそう。
みんな机を並べて働き、出来るやつも出来ないやつも助け合って多少の差はあれども同じような賃金で働いていた時代を、
懐かしむ時がくるかもしれません。

