
屈辱の「1ドル=250円」時代がやってくる。食料もガソリンも買えなくなる時代が来るかも。個人的にはもうちょい円高がいいな。
いつも通りの「円が暴落する!紙くず化する!」という論調の記事を載せるプレジデントオンラインですが、
今回はいつもの方(藤巻健史氏)とは別の方(近廣 昌志氏、中央大学准教授)の記事を特集しています。
現在の物価高は、何も量的金融緩和政策によって景気が良くなったからではない。むしろ、市場原理を否定し続けてきた量的金融緩和のせいで、円が弱くなってしまったことと、企業の価格支配力が高まっていることによる。
企業利益が企業内部に貯められ、ないしは株主に還元されるのか、それとも労働者に分配されるのか、これも大事な側面だが、円の対外価値が異常に弱いことが、物価高の要因として重要である。いま求められているのは、円の価値が弱すぎる現状を解消させることなのだ。
(中略)
高市氏が自民党総裁に決まった時に、1ドル=147円だったドル円レートは、わずか3日間で153円と6円も弱くなった。これは1日ごとに1.3%弱くなるということで、年利にすると500%近くになる。その後、総理就任後1カ月間で5%程度も弱くなった。
仮に高市総理になってからの円の弱さのペースが続けば、最悪の場合、2026年6月には1ドル=200円に、10月には1ドル=250円になってしまうのだ。
(中略)
所得が高いとはどういうことか? 自分が労働によって得た所得で、他人が作った財やサービスを簡単に買えるということだ。人よりも賃金が高いということは、自分の1日の労働が他人の労働よりも優位であり、結果的に少しの労働で他人の作った多くの財やサービスと交換できるということだ。
自分たちの国の通貨が強いということは、他国が作った商品やサービスを簡単に買えるということだ。この「強さ」こそ、実力ある成熟国の証ししであり、自国通貨が弱いことを売りにするのは、後発国の思考だ。
屈辱の「1ドル=250円」時代がやってくる…食料もガソリンも買えなくなる「弱い通貨」の”真っ暗な未来”(プレジデントオンライン) – Yahoo!ニュース
なんだか色々と結論ありきな情緒的な記事ですが、どうなんでしょうね。
「仮に高市総理になってからの円の弱さのペースが続けば、最悪の場合、2026年6月には1ドル=200円に、10月には1ドル=250円」って、
流石に無理やりとしか。
この方はもちろん資産を全部外貨で持ってるのでしょうね。FXで高レバレッジで投資しておけば、
とんでもないぐらい儲かりそうです。
仮に、1ドル=250円時代が来たとしても、食料もガソリンも買いづらくはなりますが、
この記事が煽るように買えなくなるわけではありません。
さて、極端な円安も円高も市場では忌避されがちです。
企業の輸出入とか、ネット政府債務のGDP比は意外と健全だ、インフレで政府債務は縮小するとか、
長期金利の上昇がどうのこうの、という気難しい議論もあるでしょう。
しかし、完全に消費者として、そのへんのスーパーでお酒とツマミを買って正月暇だから寝るかな、
という分にはもう少し円高の方がいいかな。一昔前のほうが、気軽に海外製品を買いやすかったかも。
オルカンやS&P500は円安の方が評価額が上がりますが、正直、今円安で評価額が上がっても意味がないですし、
長期的な積立が前提ですので、目先は円高で下がったほうがいい。
今、オーバーツーリズムが言われているのも、日本が品質の割に安いから、諸外国から買いたたきに人が来ているのであって、
「おもてなしの心」が受けているわけではないでしょう。
今後は、デジタル赤字なども含め、少子高齢化・人口減少、貿易構造の変化(現地生産増)、日本の生産性・競争力低下という、
構造的に円安になるような産業構造は是正していかないと、更に国の通貨は安くなり、
ますます諸外国から買い叩かれる未来が待っているでしょうね。


資産を長期的に開示してる奴以外の相場感などクソの役にも立たん
今年もトランプさんが相場をひっかき回したりして退屈しない1年になるでしょうね