ジョーシンで『モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver. スペシャルパック』が定価で抽選販売を受付中。~8/7
17時。
ニンテンドースイッチの本体+モンスターハンターダブルクロスのセット商品が
定価39182円にて抽選販売を受付中です。
応募期間 8月 4日(金) 16:59まで
抽選結果 8月 8日(火)夕方
購入期限 8月 13日(日)23:59まで
セット内容
・Nintendo Switch本体×1台
・Joy-Con(L)グレー×1本、Joy-Con(R)グレー×1本
・Nintendo Switchドック×1個
・Joy-Conグリップ×1個
・Nintendo SwitchACアダプター×1個
・Joy-Conストラップ ブラック×2個
・ハイスピードHDMIケーブル×1個
・セーフティガイド×1枚
・Nintendo Switchソフト「モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.」×1個
モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver. スペシャルパック スイッチ本体同梱版 【代金引換決済不可】【予約販売】【代引き不可】 |
転売は犯罪では無い。犯罪の時もある。
ニンテンドースイッチと、切っても切れない問題が「転売問題」です。
まず、ニンテンドースイッチ転売は犯罪ではありません。
個人がYahoo!オークションやメルカリで売買を行う場合は、私的自治の原則に基づき、
売買契約を締結しています。反復して商売として行う場合でも、古物公的商の資格を持っていれば、
誰でも商売を行うことが可能です。
ライブチケットなどの転売は、転売目的でチケットを購入することを規制している都道府県の
迷惑防止条例に該当し、犯罪となります。
一個人がたまたま買ったチケットが、たまたま行けなくなり、たまたまYahoo!オークションで売る、
と言うのはよくある話で、それは犯罪ではありません。(事業者が転売を禁止していない場合)
また、売ってはいけないものを売る、売るのに免許が必要なものを無免許で売る、
個人用として低い関税で輸入したものを継続して事業として売る、これはまた別の次元での問題です。
公共の福祉を考えよう:
ではニンテンドースイッチの転売はどうなのか?という話ですが、その値段で買いたい人がいて、
売りたい人がいるんだからいーじゃん派と、社会全体の福祉としてどうなのか派と
道徳を考えなくてはいけない派(マイケル・サンデル、ハーバード大学教授)があります。
サンデル教授の著書、「それをお金で買いますか 市場主義の限界」は実に名著で、
「果たして公共の福祉の増大のために主催者が無料で行うコンサートを、ホームレスが並んで
チケットを入手し、それを転売するのは善か悪か。それは議論しなければならない」という本です。
末尾が概ね「議論しなければならない」で終わっているのが気になりますが、
この教授は概ね市場主義の限界を主張する人で、なんでも市場に任せるのは間違っているという、
経済学者のミルトン・フリードマンとは反対の主張を行われる方です。
確かに、平日昼間にサラリーマンがコンサートの行列に並ぶことはできず、
並べる人(暇な人)が自分の時間を売ってチケット(コンサートは夕方から始まる)を貰い、
それを時間がない人に売る、時間がない人はお金でそれを買えてコンサートが見れてハッピー、
ホームレスはお金がもらえてハッピー、仲介業者は手数料がもらえてハッピーなのですが、
それは主催者の意図(無料で庶民に音楽を嗜んでもらい、公共の文化形成に資する)に則しているのか、
という質問に対しては、則していないだろう、という本です。
興味ある人は読んでみましょう。スイッチ品薄騒ぎはあと1-2年もすれば落ち着きますので、
落ち着いたら中古で買いましょう。みんなが欲しいものをほしいときに高値で買ってはいけません。
それは節約道に反します。スイッチだのビックカメラの抽選が不正だのなんだの騒がずに放って置き、
サンデル教授の「これからの「正義」の話をしよう」でも読みましょう。