米証券取引委員会の公式Xアカウント、ハッキングされてビットコインのETFが承認されたと偽投稿⇒価格乱高下で投資家がおもちゃにされる。
※1/10のアカウントハック⇒誤承認ツイートの記事を書いていたらその間に正式に承認された模様です。
ここ数日は米証券取引委員会(SEC)がビットコインの現物取引型上場投資信託(ETF)の承認をするのではないか、
と噂されており、ビットコイン価格もじわじわと上がっていたのですが、ついにSECのX公式アカウントが
「承認したぞ」というツイートを発信し、価格が暴騰し・・・と思ったら公式アカウントがハッキングされていた、
という騒ぎがありました。
問題のツイート(削除済み)
本日、SEC は #Bitcoin #ETF の登録されたすべての国内証券取引所への上場を承認しました。
承認されたビットコイン ETF は、継続的な投資家保護を確保するために継続的な監視と
コンプライアンス措置の対象となります。
本日の承認により市場の透明性が向上し、投資家は規制の枠組み内でデジタル資産投資に
効率的にアクセスできるようになります。
米メディアは9日、米証券取引委員会のX(旧ツイッター)のアカウントが不正アクセスを受け、暗号資産(仮想通貨)のビットコインの上場投資信託(ETF)が承認されたという偽の投稿があったと報じた。偽投稿により、ビットコインの価格は上昇し、メディア各社も訂正に追われた。
偽投稿でビットコインの価格急騰…米証券取引委のXアカウントに不正アクセス : 読売新聞
事実は小説よりも奇妙なり・・・こんなことがあるとは。
普通、SECの公式Xアカウントがこんなこと呟いていたら、普通信じるよね。
やっぱりXなんて信じたらあかんかったんや・・・やはり情報は公式サイトで取得するに限りますね。
まぁ公式サイトがハッキングされていたら涙目ですが。
こんなの相場操縦の最もたるものでしょ。SECは自ら官憲の捜査対象となってみて欲しい。
もはや小説です。
SEC委員長
SEC委員長のゲンスラー氏は次のように述べています。
SECはこれまで仮想通貨で運用するETFには否定的な姿勢を続け、初の申請があった2013年以降、20件以上の申請を却下してきた。仮想通貨を「不正が横行する業界」と公言するゲンスラー委員長のもと、SECは仮想通貨に関わる規制強化や脱法行為の摘発を進めてきた。
(中略)
ゲンスラー氏は10日の声明で「ビットコインは主に投機目的で不安定な資産であり、ランサムウエア(身代金要求型ウイルス)や資金洗浄、制裁逃れ、テロ資金調達などの非合法活動にも利用されていることに留意する」と強調した。
米SEC、ビットコインETFを初承認 投資層の拡大に期待 – 日本経済新聞
そりゃね、自身の組織のSNSアカウントがハックされて相場操縦の一端を担うなんて、
なかなか想像できないですしね。
ビットコインチャート:
GMOコイン:ビットコイン(BTC)チャート 【リアルタイム更新】 | ビットコイン・暗号資産(仮想通貨)ならGMOコイン
承認の偽ツイートを受けて、価格が急上昇後、「やっぱり嘘でした」報道を受けて急落しています。
いずれにせよ日本時間の1/11に承認されましたので、未来を感じる人は買っておくのもいいかも。
管理人はブロックチェーンはともかく、ビットコインのPoWの仕組みに未来を感じない(無駄が多すぎる)ので、
半減期が来ようがなんだろうが、今からは高すぎますし、買うことはありません。
ただ、渋谷のマウントゴックス事件(2014年2月)のあたりでは1ビットコイン=2万円程度でした。
あの時に10万円分でも買っておけば、今頃ウマウマだったのに・・・悔しいなぁ・・・
ハッキングじゃなくて予約投稿の日付を1日間違えていただけ説が出てますね。
まーそれを「ハッキングされた!」と発表するのはそのへんの芸能人と民度が変わらんな。。真相はまたそのうちに。
それ結構思ってました。誤ツイの可能性ありそうだなーと。。その場合なんか責任取らされたりするんだろうか。
去年の1月は200万円台だったのが今は680万円とは