青色確定申告アフィリエイト、普段の心がけや準備について。銀行口座の明細PDF保存、クレカは紙明細一択、経費はメモっとけ。
先日の税務調査に関する記事でそこそこ反響がでましたし、
そろそろ確定申告の時期ですので、青色確定申告に関する普段からの心がけと準備について
記事化したいと思います。
関連記事:アフィリエイトの青色確定申告について。節約速報は税務調査を受けたぞ。会社にバレない副業の方法。
銀行口座の入出金履歴をPDF保存しておこう。
このご時世、未だに1-2ヶ月しか入出金履歴が見れないクソみたいなゆうちょ銀行や、
3ヶ月~半年分しか見れないみずほ銀行が存在しています。
取引データなんてテキストデータなので、そこまでデータ量は多くないですし、商取引量が増えた、
トランザクションが増えたとは言え、証券取引じゃあるまいし、データストレージ技術の発達や、
価格の下落の方が激しいはずなのに、10年ぐらい消費者へのデータ保存期間という面で、
サービスは改善されていません。
そんな時は、画面のハードコピーを保存し、PDFなりで保存しておきましょう。
クレジットカードも同様に保存しておきましょう。確定申告時に入出金履歴が確認できると、
仕分けの確認がだいぶ捗りますよ。
なお、ゆうちょ銀行は最近では入出金履歴明細が確認できる期間が15ヶ月まで延長されるそうな。
関連記事:郵便局のインターネットバンク「ゆうちょダイレクト+(プラス)」に切り替えると、抽選で5000名に2000円が当たる。~2/24。
15ヶ月って・・・馬鹿なのか。その年度の確定申告には役に立ちますが、過去に遡って行う、
修正申告などには役に立た無さそう。
その点大和ネクスト銀行は便利ですよ。口座開設から遡って見ることが出来ますからね。
なお、銀行は過去の明細出力を有料で郵送で受け付けているところもあります。
過去の入出金明細を確認したい | みずほ銀行:FAQ(よくあるご質問)
銀行窓口のみで1ヶ月分が216円・・・例えば2010年の1年間の入出金明細を見ようと思ったら、
2500円ぐらいかかっちゃう・・・まぁ通帳に「未記帳分合算」とある分を吐き出すのは無料らしいですけどね。
どっちにしろめんどくさい。こういうのはPDFでデータで整理したいのに、紙で郵送とかアホかよ。
例えば、税務署から「お前のところの201X年の金の流れを明らかにせよ」と言われた時、
普通の人はパニクると思いますが、そんな時に銀行窓口に行って本人確認して、
ステートメント発行で一週間も待てるほどヒマじゃないんですわ・・・
PDFで自分で保存していたり、大和ネクスト銀行ならその場で確認できて、
「これがあれであーなって、よし、それでいこう」となる訳です。
クレジットカードは紙明細一択:
クレジットカードの明細も同様に保存しておきましょう。
なお、クレジットカードは初回申込時にWEBにて履歴を確認し、紙明細の発行をやめると、
ポイントが貰えるなどのキャンペーンがありますよね。
あれ、申込時のみでOKです。ポイントが付与されて、ほとぼりが冷めたら、
速攻でWEB確認⇒紙郵送に切り替えましょう。
WEB確認を継続すると、毎月20ポイントぐらい貰えるけちくさいクレジットカード会社の論理に、
付き合う必要はありません。問答無用で紙郵送でOK。
定期的に「WEB明細にすると毎月20ポイント上げるで(チラッ」とハガキを送ってくる会社もありますが、
そんなハガキは破り捨ててゴミ箱にGO。
クレジットカードの紙明細があると、確定申告の時に見返して、「あ、これ経費やったわ、マーカーしとこ」が
とてつもなく捗ります。
もちろん、PDF保存も有効ですよ。あとで横断検索できますからね。
「レンタルサーバー代の引き落とし、毎月微妙に日付が変わるから一括検索したいわぁ」
なんて時にも検索できて便利。
紙明細は、最終的に1年分をホッチキスでまとめて、確定申告に使用した書類として保存しておきましょう。
なにげに確定申告に必要なホッチキス。アマゾン売れ筋ランキングはこれ。
400-600円ぐらいで販売中。ダイソーのはとてつもないキングオブクソでしたので、アマゾンで買いましょう。
確定申告にノリは不要ですが、ホッチキスとボールペンとカレンダーと電卓は必須です。
レシート・領収書はとりあえず1000円以上は保存:
事業を営んでいると、「今支払った金額は経費なのか、それもと私的支払いなのか」と悩むことがあります。
そんな時はとりあえず領収書を保存しておきましょう。
一晩寝て、税務署に対して説明が付かないものであると確信した支払いは捨てちゃってOKですが、
やっぱりよく分からないものは、とりあえず保存しておきましょう。
いい頃合いで「あれはやはり事業性を伴う支出だった」「半分は私的支払いだった」などの
結論に至る場合もありますからね。
という訳で、レシートは捨てないでおきましょう。
流れとしては、レシートや領収書はとりあえず財布に入れる⇒自宅に帰ったら、
大きな封筒を用意しておいて、とりあえず中に放り込んでおきましょう。
なお、あまり細かい額のレシートや領収書を保存しておいても、経費は積み上がりません。
紙もかさばります。集計も大変です。
管理人もちょくちょく(というか結構)ノマドワークでコーヒー屋でこのブログを更新していますが、
ベローチェやらドトールの300円しない領収書は保存していません。
そんなものは積み上げるだけ時間の無駄です。捨てましょう。
概ね1000円以下の領収書は捨ててOKでしょう。税務署は、経費を積みまくると理由を問うてきたり、
否認してきますが、積まない経費に対しては文句は言ってきません。
ただ、もちろんコーヒーショップでのコーヒー代もタダではなく、コーヒー代という少額ではあるものの、
事業性を伴う費用がアフィリエイト業(事業税課金の根拠となる第1種事業の広告業に該当)を営む上で、
不定期に発生するというのを知らしめるために、定期的に経費計上するのはありでしょう。
普段経費申告していない人が、突然コーヒー代を経費にし始めると「いやお前それ個人で飲んだ物やろ」と
税務署からツッコミを受けかねないのですが、普段から経費計上していると、
「まぁこの事業を営む上ではそういうもんなんですわ」と申し開きが可能となるでしょうね。
「ちょっと自宅での作業がはかどらないから、食べログで有名なあのコーヒーショップにいったろ!
コーヒーやら内装やらのレビューもしたろ!店主と仲良くなって店の宣伝もしたろ!
ついでにコーヒーレビューサイトも立ち上げたろ!
経費も個人で楽しんだ分も除いて、按分計上したろ!」という、
新たな人生のストーリーも生まれるかもしれません。
経費発生はとりあえずメモる癖をつけよう:
アフィリエイトの収入は銀行口座やASP管理画面を経由するので、ほぼほぼ確認可能です。
現金取引のアフィリエイトなんてそうそう無いですからね。管理人は聞いたことがありません。
それゆえ税務署から目をつけられやすいのですが・・・
さて、経費発生はあとから確認できません。
あとからクレジットカードやANA/JALのサイトで「半年前に東京⇒大阪を往復しているけど、
これなんやったっけ?・・・そや、A8のアフィリエイトイベントに参加したんやったわ!」というのは、
本人の記憶でしか確認できません。
流石に数万円払って行ったアフィリエイトのイベントは覚えているかと思いますが、
あとでSuicaの利用明細をみて「こんな時期に天王洲アイルに何しに行ったっけ・・・
そや、リンクシェア・ジャパンの中の人にあったんや!」なんてそうそう思い出せるわけもなく。
ましてや私用と事業用の支払いがごっちゃになっていると、あとから思い出すのが困難で、
税務署はそこをついてくるでしょう。
「その支払いは事業性を伴うものですか?その場合、それを証明してください」と。困りますね。
なので、「これは100%事業性を伴うものじゃあ!」というものが発生した時は、
エクセルにメモる癖を付けましょう。
日付 | 金額 | 内容 | 備考 |
2017/1/28 | 5000円 | アフィリエイトの***のセミナー代 | 場所:東京駅グランノースタワー |
2017/1/20 | 1000円 | 事業用で使っているプリンタのインク代 | 秋淀で買った。高すぎてあほらし。 |
2017/1/1 | 5000円 | アフィリエイト仲間との新年会 | 新宿の***店で20時~開催 幹事は***さん、会話内容は**** 支払いは割り勘で個人負担が左記の額。 幹事が使ってたクレカはLINEPAY。乞食かな? |
こんな感じでメモをするようにすると、経費計上漏れが防げますし、
何かしらお尋ねが来た時に、サクサクと応えられるようになりますよ。
PDFと同時に可能ならCSVで落とすのもオススメ。PDFは時々セキュリティーのためにコピーが禁止されていたり、検索そのものができない事が有るので、計算が必要になったときに地獄を見る。
私も仲間が欲しいです
東京に出ればできますか?
あと最後のLINEPAY乞食で笑いました
まぁいろいろイベントあるからね。
大和ネクスト銀行素晴らしいですなあ
楽天銀行もマネーサポート無料なのでサービスが終わらなければなかなか使えるかと