アマゾンで難消化性デキストリン(水溶性食物繊維)が400g864円で売ってるぞ。これで水道水がトクホになるぞ。
※左側が2kgで2592円でタイムセール中。圧倒的コスパ。
トクホの商品によく使われている難消化性デキストリン(水溶性食物繊維)ですが、
粉末タイプが400g864円で売られています。
メーカーによっては、このデキストリンが糖や脂肪を絡め取ると都合のいいことを書いていますが、
実際のところどうなんでしょうかね。
食物繊維は、糖質脂質の吸収に影響を与えたり、おなかの調子への影響、腸内の善玉菌への影響、腸内フローラ等さまざまな影響があろうかと思われますが、
医薬品や特保ではございませんので、具体的には明記できません。お手数ですが、ご自身でお調べになられて御体感ください。
アマゾン側は完全に説明を諦めています。何があっても自己責任。
ちなみに、アマゾン ドラッグストア > 栄養補助食品 > サプリメント・ビタミン > 食物繊維部門で
No1の売上です。
こんなもん食うならレタス食えよ・・・と言いたくなりますが、手軽に取れるサプリメントに
頼りたくなるのが現代人ですね。ちなみにレタスの食物繊維は100gあたり1.1g。
ほとんど含有されていません。
しそは100gあたり7.3g、パセリは6.8g、ごぼうは6.1g、その他モロヘイヤ、唐辛子、グリーンピース、
にんにく、おくら、枝豆、にら、ガボチャにレタスの数倍の食物繊維が含まれています。
いわゆる「レモン○個分」のレモンに大してビタミンCが入っていないのと同じ状態ですね。
なお、トクホには難消化性デキストリンがだいたい含まれていますが、難消化性デキストリンを
含んだからといって、水道水がトクホ商品になるわけでもなく、脂肪の吸収を抑えることにはなりません。
ひょっとしたらなるかもしれませんし、ならないかもしれません。因果関係は謎です。
ただ、メーカーがドヤ顔で「難消化性デキストリン配合!」と謳っているので、論理的に考えると、
難消化性デキストリンこそが脂肪の吸収を抑える根本物質になるはずなのですが、
そのへんはメーカーもはっきり明言したくないのか、出来ないのか、曖昧な表現に終始しています。
気になる人は自分で実験してみましょう。
ちなみに、
アサヒ 食事と一緒に十六茶W(ダブル) PET500ml|お茶飲料|商品情報|アサヒ飲料
においては、難消化性デキストリンが100mlあたり5gほど含まれています。
500mlあたり25g。アマゾンの粉末タイプは400g864円ですので、16回分となり、
1回54円となります。
自分でお茶を沸かしてこの粉末を注ぎ込むとして(味は考慮しない)、お茶代やらお湯代含めて
16円とすると、自家製トクホもどきお茶は16+54円=70円。
食事と一緒に十六茶W(ダブル) PET500mlは173円ですので、およそ4割のコスト。
うーん、でもそこまでしてトクホ茶飲みたいかなぁ・・・運動したほうが早いのではないでしょうか。
リンク先を確認すると250mlあたり5gとなっているので、1本500mlで含有量は10gですね