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ソフトバンクのいわゆるゴミ(フォトビジョン、みまもりGPS、スマート体組成計)などの違約金・契約解除料が自動更新無く満了後は廃止へ。5/31~。

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ソフトバンクのいわゆるゴミ(フォトビジョン、みまもりGPS、スマート体組成計)などの違約金・契約解除料が自動更新無く満了後は廃止へ。5/31~。

これまでケータイ乞食に恐れられてきた、ショップが契約条件として持ち出してくる「ゴミ」と呼ばれる、
下記商品と料金サービスの契約解除料(違約金)が、2年または3年縛り終了後は、
自動更新無く廃止となります。

対象:

製品 料金サービス 年間契約
フォトビジョン フォトビジョンバリュープラン 2年(24ヵ月)
フォトビジョン半額割
フォトビジョンバリュープラン 長期割
フォトビジョン法人パック
スマート体組成計 スマート体組成計専用2年契約
みまもりGPS みまもりGPS専用2年契約
みまもりホームセキュリティ みまもりホームセキュリティ専用2年契約
モバイルシアター スマートデバイスプラン 3年(36ヵ月)

むしろよくこの違約金の自動更新を続けていたな、と思います。
廃止に踏み切ったということは、よほどトラブルが多かったのでしょうか。

なお、参考までにフォトビジョン専用料金プランのフォトビジョンバリュープランは、
基本料金848円(税抜)、2年間縛りの自動更新、違約金は9334円です。
自分で合意して契約したとは言え、割りとひど目のプランかと。
フォトビジョン | 料金プラン | モバイル | ソフトバンク

目次

フォトビジョンなど「ゴミ」が生まれたきっかけ:

そもそもフォトビジョンに3GやLTEで通信する機能が必要だったのか、WiFiじゃなぜ駄目だったのか、
フォトビジョンなんてそもそも持ち歩かないだろうが、という疑問が沸いてきますね。

サービスと契約の成り立ちがそもそも不自然なフォトビジョンですが、
フォトビジョンなどのゴミのばら撒きの背景には、ソフトバンクの膨大な借金(当時)が挙げられます。

ソフトバンクは、当時の英国ボーダフォンからボーダフォン日本法人を買収する際にブリッジローンとして
1兆円ものお金をみずほコーポレート銀行(当時)などの銀行団から借りていました。

このブリッジローンにはトリガー条項(財務制限条項)というのがありまして、
その中に「四半期ごとの契約目標を下回らないこと」、つまり「毎月純増させること」が設定されていたそうな。
逆に言うと、「純減するとはいアウト」であり、アウトとは、銀行団が経営権に口を出してくるということ。
生粋の経営者の孫正義さんにはそれが耐えられなかったのでしょう。

そして3円や8円で携帯をばら撒いて純増数を稼ぎ始めたのが2006~2008年ぐらい、
純増に伸び悩みが目立ち始めると、iPhoneにフォトビジョンなどを生贄にして純増数を稼ぎ、
みずほコーポなどの銀行団からの介入を阻止していたそうな。

とは言うものの、よく分からずに契約したおじいちゃん・おばあちゃんからしてみると、
こんな糞の役にも経たないフォト盾なんて宝の持ち腐れ、解約しようと思うと25ヶ月目を除いて
違約金10080円というのは、なかなか厳しい。

管理人の友人もショップで怒鳴り散らして無料で解約してもらったそうですが、
下手すると友人が刑務所行きですし、恐らく消費者センター等にも相談が多かったのでしょう。

ソフトバンクが「しゃーなしやで」ということで、今回の処置になったのかと。

でも、そもそも契約者がはんこを押したのがこの災難の始まりです。
理解していなかった、は通用しません。分かりづらかった、というのは言い訳にもなりません。
よく理解せずに判子を押した人が悪いのです。
民法90条・91条を根拠とする契約自由の原則が、ここでも生きています。

高額品やローン、携帯電話はよくよく料金プランや契約約款を読み、納得の上で契約しましょう。


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