初めてのボルダリング初心者向け手引書。料金の仕組み・シューズ・服装・準備物・アフターケア・コツ・ジム選びなど。【東京編】

2016 11/10

2016年11月10日

都内にボルダリングジムが大量にオープンし、向井理さんもハマっているというこの競技、初心者向けに手引書を
書いてみることにしました。
なお、下記記述は管理人経験則に基づくものであり、巷にあふれるボルダリング理論とは違うものも
含まれています。まぁこういう意見もあるんだな、ということでご理解ください。

ボルダリングとは：

ロッククライミングの室内版であり、ロープ無しにプラスチック製の持つところ（ホールド）を掴んで、
決まったルートを登っていきます。
高さはジムにもよりますが、３－４ｍぐらい。下にマットが引いてあるので、頂上から落ちても怪我はしません。
難しさごとに級・段があり、ジムにもよりますが、テープやホールドで色分けされています。

↑テープ・ホールドの例
出典：Bouldering studio　PEKIPEKI（東京都渋谷区）

ちょっと見づらいですが、カラフルなホールドの隣に更にカラフルなテープと数字が書いてあるかと思います。
一般的に、同じ色のテープが貼られたホールドを使って、スタートからゴールまで登り切ります。
（ホールドの色は無視）まぁ細部はそのへんのジムに行って聞いてみましょう。

ボルダリングを始めるにあたって：料金・時間・予約・服装

①予約は必要？
まず、予約は必要ありません。ただし、初心者講習などは別途予約が必要な場合が極稀にあります。
初心者講習を受けないと登らせてくれない、ということはありません。原則的に不要と思って問題ありません。
ルール説明は一応スタッフが行ってくれますが、1回聞いただけではよく分からない場合も多いので、
経験者を1人連れて行きましょう。登り方も教えてくれる、親切な面倒見の良い人を連れて行くのがお勧め。
登り方が分からない課題も、手順を教えてもらうと案外サクサク登れるものです。
サクサク登れるとストレス解消になりますし、遊びに対する満足度も上がり、ボルダリングのコスパが上がります。

②料金は？何時間ぐらい遊べる？
ボルダリングジムの定番、初心者から上級者まで楽しめる、秋葉原B-PUMPを例にあげます。
御茶ノ水駅と秋葉原駅のちょうど真ん中、駅から徒歩5分の距離にあります。

PRICE　料金 | B-PUMP TOKYO 秋葉原店 | クライミングジム & ボルダリングジム &ショップ PUMP
開店時間：平日 /12：00～23：00、土曜日、祝祭日 /11：00～22：00、日曜日 /10:00～21:00
↑大体のジムがこんな感じの営業時間です。

初回登録料1800円＋土日1日2000円＋レンタルシューズ300円＋レンタルチョーク100円＝4200円となります。
2回目移行は初回登録料はいりませんし、上記リンク先にもありますが、平日21時以降は1200円となります。
つまり、安めに行くのであれば平日夜遅めがお勧め。
なお、1日利用は時間制限がありませんので、腕がぶっ壊れるまで楽しめます。

料金は、B-PUMP秋葉原が初回登録料も含めて一番高い水準で、他のジムはこれより数百円安いところも
チラホラあります。管理人が知ってる一番高いジムはここ。

Rock&Wall Bouldering Gym | ボルダリングジム青山渋谷表参道
初回登録料3240円、1日3240円、合計6480円、レンタル代込。高すぎ。
ただし、初回登録料は既に登録済みの人と一緒にいくと無料になるというダブルスタンダード。
このジムは例外的に高すぎるので、ちょっと置いておきましょう。

まぁ、なぜB-PUMP秋葉原の初回登録料が1800円もするのかといえば、行けばわかりますが、
「広い」「登り易い」「綺麗」「アクセスが良い」「初心者が一杯いるので、初めての人も混じりやすい」からです。
逆に言うと、都内に住んでいる人はとりあえずB-PUMP秋葉原に行ってみて、２－３回やってみて、
ハマったら自宅近くや職場近くのジムを探してみましょう。

③初心者の服装は？どんな靴が必要？
とりあえず初心者はジャージ＋短パン、もしくは長ズボンでOKです。女性の人はいろいろ見えると困りますので、
長袖＋長ズボンの方が無難かも。
また、絶対にソックスを忘れないで下さい。ロングでもスポーツ用でもなんでも良いです。
レンタルシューズの履くために、ソックスの着用が必須となっています。理由は簡単、臭くなるから。

また特別な靴は必要ありません。専用のクライミングシューズがあり、これをレンタルします。
これで無いと登らせてくれませんので、下手な運動靴などは家においていきましょう。

また、ある程度ボルダリングに慣れて、マイシューズも買い始める4-5級ぐらいからは、
長袖＋長ズボンをおすすめします。

ある程度筋力がつき、ホールドを勢い良く取れるようになると、膝や肘を壁やホールドにぶつけやすく、
擦り傷の原因となります。擦り傷に怯えながらランジ（ジャンプする）課題は楽しめませんので、
長袖を着て思っきりぶつけましょう。ジムで夏なのに長袖の人がいるのは、それなりに理由があるのです。
おそらく強い人でしょう。暇そうにしていたら、話しかけてみましょう。意外といろいろ登り方を教えてくれるかも。

④その他お勧め準備物
・水（出来ればスポーツドリンク）
これはジム内でも売っていますし、大体のジムで途中退店が認められているので、1回ジムを出て、近くのコンビニで
コカ・コーラなど炭酸飲料を買ってきて飲むのがお勧め。カフェインが入っててパフォーマンスが発揮できます。
なお、買うのはペットボトル入りがいいです。蓋が閉まるため、ちょびちょび飲み、どこにでも置けます。
クリスタルガイザーの並行輸入品も安くていいのですが、ボルダリングとはほぼ筋トレのスポーツです。
味なしの水ではちょっと物足りないかも。

クリスタルガイザーミネラルウォーター 500ml×48本(並行輸入品)/クリスタルガイザー/ミネラル…
価格：1,870円（税込、送料込）

もちろんクリスタルガイザーを買う場合は楽天で1本30－40円で買っておきましょう。コンビニで買うと3倍はします。

・ビニール袋
シューズやペットボトル飲料や携帯をまとめて持ち運ぶのに便利です。
ジム内は素足のおっさんがチョークの粉まみれで歩いているので、おしゃれな布袋などは汚れます。
盗難などもあります。いつでも捨てれるビニール袋でどうぞ。
また、ビニール袋は軽いので、腕の筋肉を無駄に消費しなくて済みます。

・タオルとデオドラントボディーペーパーとデオドラント製品
タオルは、やたら汗をかく足を洗った後、拭くのに便利です。

デオドラントボディーペーパーはこういうやつ。薬局にもありますし、アマゾンにも置いています。
アマゾンが定価500円ぐらいから150円引きで安く送料無料なので、アマゾンで買いだめしておきましょう。
あと、これがあると仲間内に配れるので、ヒーローになれます。

デオドラント製品は、ボディーペーパーなどで身体を拭い終わった後に使います。
消臭スプレーなどをワキなど臭いが気になるところにシュッシュとしておきましょう。

⑤遊ぶのに何時間ぐらい見ておけばよい？
B-PUMP秋葉原は大変混雑しており、会員登録（住所や誓約書を書かされる）＋安全上の注意ビデオを
見せられる＋着替え＋ルール説明で30－45分はかかります。
そこから登るのですが、初心者の人は登れて1－2時間でしょう。すぐに腕がパンパンになります。
腕がパンパンになったら、そこそこで切り上げて着替えますので、15－30分として、
初回はトータル3時間ぐらいあればOKです。15時ぐらいに最寄り駅に集合すると、なんやかんやで終わるのが
18－19時ぐらい。そこからご飯を食べに行くと調度よい感じです。

⑥登り終わった後、アイシングをすべき？
初心者は必要ありません。登り終わってから数日は筋肉痛が続き、ボルダリングに行こうとは思わないからです。
あれは1週間に数回ボルダリングジムに行く人が疲労軽減・故障防止目的にやるものです。
場所と氷を使いますので、初心者は常連の邪魔になります。さっさと帰りましょう。

⑦登り終わった後のケアは？
時間があれば簡単なストレッチを行いましょう。また、強くなりたい意思がある人は、ボルダリング終了後、
出来る限り速やかにプロテインを飲むべき。出来れば30分以内に飲むべき。
プロテインは1回分をシェイカーに入れて持ってきて、現地で水をいれてふりふりして飲みましょう。

コスパ最強のソイプロテインはこれ。オリヒロアクティブプロテイン100、360ｇで914円。

プロテインを家に忘れてきた人は、帰りにコンビニで豆乳を飲んでおきましょう。

しょーもないプロテインバーよりも、豆乳の方がタンパク質含有量が多い場合があるので、
成分表示はしっかりと確認して買いましょう。まぁプロテインバー200円ぐらいに比べ、
豆乳の方が98円ぐらいと安いですし。

というわけで、ボルダリング初心者向けに書いてみました。
次は何回かボルダリングに行ったことがある人向けにジム選びTIPSを書こうと思います。

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