【補償開始】コインチェック社がNEM保有者に補償を開始。各種仮想通貨も出金開始。3/12~。
金融庁から2度目の業務改善命令を受け、一時期はどうなることやらと騒がれていたコインチェックですが、
本日2018年3月12日より、仮想通貨NEMの保有者に補償を開始しています。
補償日時:2018年3月12日中
補償金額:88.549円 × 日本時間2018年1月26日 23:59:59時点での保有数
補償対象:日本時間2018年1月26日 23:59:59時点でNEMを保有していたお客様
さすが和田さん!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる!あこがれるゥ!、
と言いたいところですが、冷静に考えると預けていたものが返ってきただけでした。
ただ、結果はどうであれ、預かった金を返すという最大の信頼・信用を行動で実施出来るのは、
なかなか凄いことかと。
管理人だったら間違いなく事業を精算して、素知らぬ顔をしてまた別の取引所を立ち上げるところです。
また、強制的に円に変換(利確)されることから、来年の確定申告時には税務署が
賑わうことになりそうです。
※コインチェック事件は今年に発生した事実に対するお支払いということで、
2018/3/15締切の確定申告には特に影響ないそうな。
来年の確定申告に向けて税務署がアップを始めていそうです。
ただ、国税庁は長官が止めたりなんやかんやで揉めていますけどね。
本当に平和な国ですね。そんな事より日本海に次々の漂着しているハングル船の対処と、
ロケットマンの対処を行って欲しいところです。朝から緊急ミサイル速報で起こされては、
おちおち寝られません。
それにしても400億円近い現金をどこからか引っ張ってきたということは、
仮想通貨取引所は相当に利益を出していたか、和田さんまたは大塚さん(最高執行責任者)が、
相当優秀で金を引っ張ってこれたかどちらかでしょう。
他の仮想通貨も順次出金・売買を再開中。
また、ビットコインも含む他の仮想通貨の出金の及び売却を3/12に順次再開中です。
再開日時:2018年3月12日(順次)
再開機能:一部仮想通貨の出金、売却(入金、購入は対象外となります)
出金再開対象仮想通貨:ETH、ETC、XRP、LTC、BCH、BTC
売却再開対象仮想通貨:ETH、ETC、XRP、LTC、BCH(BTCは当初より停止を行なっておりません)http://corporate.coincheck.com/2018/03/12/48.html
このニュースを受けて、仮想通貨全域で高騰が観測されています。
ネムさんも42.84円(+18%)と、一覧の中で一番の上げ幅です。
ただ、市場には500億円近いネムを売りたがっている窃盗団が野放しになっているわけで、
彼らが保有しているのは小分けされて他の通貨に変換されたり、送金されているようですが、
最終的には売り圧力になるかもしれません。
管理人が窃盗団であれば、少しずつ少しずつ、市場価格に影響を与えないように売り抜けたいところですね。
ただ、印も付けられていますし、本音を言えばさっさと現金化したいかと。
というわけで、引き続き注意深く見守りましょう。仮想通貨投資は、余ったお金で適当にやりましょう。
間違っても人生を賭けてやるものではありません。
仮想通貨とブロックチェーン技術は未来の技術なのに、取引所がこのザマでは先が思いやられるところです。
ちなみに、最近「ブロックチェーン・レボリューション ――ビットコインを支える技術はどのようにビジネスと経済、
そして世界を変えるのか」(2333円)を読みましたが、中身の無いスカスカのクソ本でした。
書評は別途記事にしますが、ビットコインの動作、アルゴリズム、マイナーとは何か、
等を理解するには、次の500円のほうが遥かに出来が良いかと。
ビットコインはどのようにして動いているのか? ビザンチン将軍問題、ハッシュ関数、
ブロックチェーン、PoWプロトコル