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13.3インチ最軽量クラスの富士通LIFEBOOK UH90/B3を買ってみた。VAIO Pro13との筐体サイズ比較。

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13.3インチ最軽量クラスの富士通LIFEBOOK UH90/B3を買ってみた。VAIO Pro13との筐体サイズ比較。

13.3インチで世界最軽量クラス、そして拡張ポート山盛り、有線LAN対応などを謳う、
富士通のLIFEBOOK UH90/B3のカスタマイズモデル、WU2/B3を買ってみたのでご紹介。

UH90/B3簡易スペック:
* OS:Windows 10 Home 64ビット版
* ディスプレイ:13.3型ワイド LEDバックライト付 高輝度・高色純度・広視野角 TFTカラーLCD(ノングレア液晶)
* CPU:インテル Core i7-8550U プロセッサー(HTテクノロジー対応)
* メモリ:8GB(4GB×2)※入替不可(DDR4 SDRAM PC4-19200)
* ストレージ:SSD 約256GB
* 光学ドライブ:なし
* カードスロット:SDメモリーカード対応
* 有線LAN:1(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T準拠、Wakeup on LAN機能対応)
* 無線LAN:IEEE802.11 a/b/g/n/ac準拠、MU-MIMO対応
* Bluetooth:4.1 対応
* USBポート:USB3.1(Gen1/Type-C)×1(左側面(USB Power Delivery対応)×1)、
USB3.0(Type-A)×2(左側面×1(電源オフUSB充電機能付)、右側面×1
* 映像出力:HDMI×1
* カメラ:HD Webカメラ内蔵(有効画素数約92万画素)
* 指紋センサ:搭載
* バッテリー: 約 17.0 時間 JEITA2.0
* 本体サイズ:(幅)309 × (奥行)212.5 × (高さ)15.5 mm
* 質量:約 899g

目次

よく分からない富士通の型番について

購入にあたって、富士通のUHシリーズの型番を調べました。
そもそもなんでこんなに分かりづらい型番なんだろうね。

・LIFEBOOK UH90/B3
⇒2017年10月に発売された最新モデル、Corei7/8GB/SSD256GB/バッテリー17時間/899g/キーボード改善版

・LIFEBOOK UH90/B1
⇒2017年前半の初代モデル、Corei5/4GB/SSD256GB/バッテリー17時間/913g/キーボード改善前
ほぼ絶版モデルですが、マケプレや中古市場でたまに出回っています。
※基本的にスラッシュの後のB3がキーボードが改善され、軽量化が図られた最新モデル、
B1が初代モデルとのこと。

・LIFEBOOK UH75/B3
⇒2017年10月に発売された最新モデル、Corei5/4GB/SSD128GB/バッテリー8.3時間/750g/キーボード改善版

・LIFEBOOK UH55/B3
⇒2017年10月に発売された最新モデル、Corei3/4GB/SSD128GB/バッテリー17時間/916g/キーボード改善版

・LIFEBOOK WU2/B3

⇒2017年10月に発売された最新モデルをベースとし、カスタマイズ出来るモデル。買ったのはこれ。

基本的に750g前後の軽い版はバッテリー8.3時間、900g前後の重たい版(それでも世界最軽量クラス)は、
バッテリー17時間となります。これは、バッテリーセルが軽い版の25Whから50Whに増量されているためです。

なお、ご存知の通りJEITA2.0のバッテリー評価基準は実用とはかけ離れており、実際の動作時間は
その半分から0.6程度。メーカ公式で8.3時間と言われていても、実際には5時間程度となります。

さらにバッテリー劣化防止機能で80%程度の充電がメインでの使い方となりますので、
実働は4時間程度。これは軽い版はきつい。という訳で17時間の重たい版とし、(17*0.6*0.8=8時間稼働)、
更にメモリ8GB、色は赤色、日本語配列かな表記なしキーボードが期間限定で
[+5,400円→+900円]セールだったので、それらを適用して購入しました。

購入したモデルと価格

Core i5-8250U(1.60-3.40GHz)
メモリ:8GB (オンボード4GB+4GB)
ストレージ:約256GB SSD
内蔵バッテリパック 4セル 50Wh
カラー:サテンレッド
日本語配列かな表記なしキーボード
⇒15万円というモデルとなりました。
[富士通WEB MART] FMV パソコン(PC)通販 サイト : 富士通パソコン

なお、アマゾンではUH90/B3が17.8万円という、お高い価格となっています。
執筆している今気が付きましたが、カスタマイズしたことにより、Corei7⇒Corei5にダウングレード、
Microsoft Office Home&Business Premium プラス Office 365 サービスが省かれて、
カタログモデル17.8万-カスタマイズモデル15万2.8万円引きとなります。

うーん、この価格差であればOfficeはヤフオクで1.5万円で売り飛ばして、
差額1.3万円載せてCorei5⇒Corei7にした方が良かったかも。

マカフィー リブセーフ 3年版、ATOK 2017、筆ぐるめ 24、Corel® PaintShop® Pro X9、WinDVDという
使いそうで使わないソフトはカスタマイズモデルもカタログモデルも共通です。

買ってから気がついたのですが、このマカフィーリブセーフは体験版ではなくて3年版ですので、
いちいちアンインストールすることなくそのまま使えます。WinDVDは各種DVDイメージなどを再生するために
アンインストールしないほうがいいかも。ビデオアップスケーラー機能も優秀ですしね。

画像レビュー

細かい画像は次の記事でも参照してもらうとして、VAIO Pro13との比較画像を中心に掲載します。
関連記事:13.3インチノートPC最軽量はやっぱり富士通の「LIFEBOOK UH75/B1(761g)」。NECの「LAVIE Hybrid
ZERO(769g)」よりキーボード、拡張ポート、電源ボタンがイケてる。


重さは903g。公称899gに対して+4g。誤差の範囲でしょう。


真上から見た図。赤色上側が富士通、下側黒色がVAIOです。

VAIO Pro 13寸法: 幅322 mm × 高さ12.8 mm (最厚部17.2 mm) × 奥行216 mm
WU2/B3寸法:   幅309 mm × 高さ15.5 ×              奥行212.5 mm

という訳で、多少分厚くなり、幅が13mm、奥行きが3.5mmほど小さくなりました。
奥行きはともかく、幅のサイズ減少は嬉しい限りです。


正面から。うーん、よくわからん。


サイド右側。ピンぼけすいません。フルサイズUSB、SDスロットがあります。
富士通側にはVAIOには無い有線LANポートが存在します。一見富士通側には拡張ポートが少ないように
見えますが、サイド左側が充実しているのでご覧あれ。


サイド左側。VAIOは排気口のみに対して、富士通はHDMI、USB-C、フルサイズUSB、
オーディオジャックと充実しています。富士通の排気口はディスプレイの下、ヒンジ周辺にあります。

結果的に、富士通のほうがUSB-Cと有線LANが拡張ポートが多いですね。これは嬉しい。
まぁこのために買ったのですけどね。


変態有線LANポートも実装。コネクタを引っ張り出して使うタイプです。


日本語印字が少ない日本語キーボードです。
これが欲しかったためにカスタマイズモデルを買ったと言っても、過言ではないでしょう。

日本語印字が無いだけで大分ましになりますが、それでも半角/全角や無変換など、
ダサい印字は残っています。このあたりが富士通クオリティーでしょうね。


カタログモデルの普通の日本語キーボードはこれ。ダサいなぁ。本当にダサい。
これでは市場から相手にされないよ。
引用元:アスキー記事

かと言って英語配列キーボードだと、半角/全角切り替えや記号入力に手間取るので、配列は日本語キーボードが
やっぱりベストですけど。

なお、トラックパッドのマウスボタンは独立式なので、ここは好みが分かれるところ。
管理人としては独立式が大好きなのでこれでOK。

また、デリートキーとスペースキーが小さくて結構使っていてムカつくのですが、そのうち慣れることを期待します。
インサートとポーズキー、もう少し小さくしてもいいからデリートキーもう少し大きくなりませんかね。

指紋認証は精度悪い:

なお、WindowsHelloに対応した指紋認証センサーが標準装備ですが、これがまた精度が悪い。
3回中2回は失敗します。この会社ってそういう法人向け認証ソフト、ハードが売りなんじゃなかったっけ。。。
何ぞこの精度の悪さは・・・結局5回ぐらい失敗して、PINやらパスワードでWindows認証することがしばしば。

もっとも、法人向けモデルは手のひら静脈認証やセキュリティーカード認証がお盛んなようで、
もっぱらそっちが専業であり、指紋認証はおまけ程度と考えていいかも。
3万のHuawei MediaPad M3の指紋認証センサーのほうがだいぶましなレベル。

といろいろ書きましたが、やっぱりモバイルコンピュータは軽さが命、持ち運んでなんぼ。

デザインが割とダサいけど、900gという軽量&実働8時間程度のロングライフバッテリー、
しょーもないソフトウエアてんこ盛りでアンインストールに時間掛かるし、FMVのだっさい壁紙がデフォルトで
一定時間でコロコロ変わるというクソ仕様で、ファンの音がうるさいという、
富士通らしいちょいちょいイライラする仕掛けが満載ですが、キーボードは打ちやすいし画面はきれいだし、
ものとしてはかなりの一級品かと。プリインストールのソフトウェアは結構クソッタレレベルだなぁ。

興味ある人はポチってみましょう。

富士通拡張機能ユーティリティはアンインストールするな:

注意:富士通拡張機能ユーティリティをアンインストールすると、バッテリーユーティリティがうまく動作しなくなります。
アンインストールしてしまった人は、c:\fujitsu\softwaredisc\DrvCdSrc.exeからインストールしましょう。

バッテリーユーティリティが内部エラー:「fujitsu FUJ02E3 Device Driver」が正しくインストールされていませんと
エラーを吐いても、実はこのドライバ関係ありません。

①FUJ02E3 デバイスドライバー
http://azby.fmworld.net/app/customer/driversearch/pc/drvdownload?driverNumber=E1016696
の再インストール。

②バッテリーユーティリティ
http://azby.fmworld.net/app/customer/driversearch/pc/drvdownload?driverNumber=E1019989
の再インストール

等をしても実は何の関係もありません。

富士通拡張機能ユーティリティをインストールしなおすことで解決します。
管理人も2時間ぐらいハマりましたが、ようやく解決しました。
エラーメッセージが「富士通拡張機能ユーティリティの再インストールをして下さい」だったら5分で済んだのに・・・
畜生富士通め、許さんぞ・・・もう少しでサポセンにメールで質問するところだったわ・・・

ということで、メーカー製PCの場合は、ついついデフォルトのソフトウェアをアンインストールしたくなりますが、
癖が強そうなノートパソコンのときはアンインストールは程々にしておきましょう。


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詳しいレビュー参考になりました
店頭で触って軽すぎてびっくりした記憶
いいですねー

バッテリー17時間の表記に目を剥いたのですが実働はやはり短いんですね、検討中の端末だったので詳細な記事本当に助かります。

LGのgramとこいつで迷っていて量販店で行ったり来たり。
やっぱりよけいなソフト、入ってますよねぇー
参考になりました。

いい記事です。
会社のモバイルノートは2年半くらい前に買ったHybirdZEROなんだけど、当時社内でWin10が使えなくて、最新機は7のダウングレードが無いせいで、ひとつ前の奴にされたんです。
去年の終わり位から、バッテリーの持ちが目立って悪くなって来たから、次は富士通にしようかと思ってたんで参考になります。

私のはキーがこすれる感じはありませんが、キーボードの感触は使い心地がいいとは思わないですね。
他のメーカーのほうが上かなといつも思います。
多分バッテリー管理のソフトか何かがヘンなんですよ。
買った当初スタンバイの処理がおかしくて、ちゃんと落ちてくれずに電池切れを何回か起こしてましたし…

富士通のノートは伝統的にヒンジとキーボードの距離が無駄に空いていているがために、手の付け根がPCの角に当たって痛い、という認識なのだけど、どう?

ちなみに自分も富士通のノートPCを使用中だけど、使っているうちに色々なところが壊れていくトンデモPCだったよ。でも光学ドライブを取り外して、HDD・追加バッテリー・プロジェクターを取り付けられる、という遊びはあったね。あと、安かったし。昔使っていた富士通のデスクトップPCもPCカードを刺せるなどの遊びはあったね。

最近の富士通のノートPCも、面白い(懐かしい)LANコネクタだったり、RealForceの様にキーボードの硬さを場所ごとに変えたりして、面白みはあるねぇ。

というわけで、富士通PCは「安い・面白い・詰めが甘い」という感が有るけど、どうだろう?

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