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さくらスタンダードは同時アクセス150を捌けずリソース制限へ。XサーバーX10プランに移行した話。

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さくらスタンダードは同時アクセス150を捌けずリソース制限へ。XサーバーX10プランに移行した話。

※wpXサーバーを解約した致命的な理由(その2)を追記しました。
上記画像は実際に管理人が観測した、脅威の503エラー発生回数です。

元々節約速報はFC2ブログで運用しており、FC2ブログの諸問題を解決するために、
2015/12/30にさくらのレンタルサーバー、スタンダードプランに移行しました。
月515円という安価な料金で初心者にもお手軽との評判だったのでさくらのレンタルサーバーを選びました。
GoogleのSEOコンテンツ重複を恐れて、過去の記事はインポートせずに、
新たにニュー節約速報として再出発しました。
(まぁ記事移行するのがめんどくさかった、という話もありますが。)

それから9ヶ月間、色々と爆弾を抱えながらもさくらのレンタルサーバーは稼働しました。
PVが増えるにつれて503 Service Temporarily Unavailableエラーが頻発するようになりました。
xmlrpc.phpが攻撃を受けている可能性を考慮し、.htaccessを編集してdenyしたりと防衛をしてみたものの、
事態は特に改善しませんでした。

まぁ503エラーが出ても、リロードすれば問題なく表示されるため、特に気にしていませんでした。
ちなみにxmlrpc.phpを防衛するには、xmlrpc.phpへのアクセスを制限すればいいとのこと。

# BEGIN WordPress
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule ^index\.php$ ? [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]
</IfModule>

<Files xmlrpc.php>
Order Deny,Allow
Deny from all
</Files>

# END WordPress

と、.htaccessを編集すればいいそうな。バックアップを取ってから行いましょう。

目次

節約速報審判の日。ついにサーバーダウン。

節約速報審判の日は9/20~9/23でした。何かの記事が誰かの琴線に触れたのか、
リアルタイムアクセス数がどんどんと増加し始め、同時アクセス150を超える時間帯が増えてきました。
それに合わせてワードプレス管理画面でも503 Service Temporarily Unavailableエラーが頻発するようになりました。

遂にさくらのサーバコントロールパネルから、
アクセス過多のため、アクセス数が制限されています。
プログラムの過負荷により、CGI/PHPが制限されています。
とのメッセージが表示され、その何度リロードしても503 Service Temporarily Unavailableエラーが
表示されるようになり、F5キーを連打すると、10回に1回程度ページが表示される、
ワードプレスでも新規投稿ボタンを連打して、503エラー発生⇒戻る⇒投稿⇒503エラー発生を
10-20回繰り返してようやく新規記事が投稿できるという状態になりました。

Google Analytics上のリアルタイムアクセス数も大幅に低下し、ユーザーの閲覧環境に
重大なエラーが起きていることがわかりました。
管理人、ここに至って流石に不味い、解決しなければならないと思いたち、サーバー移転を決意しました。

管理人は別に技術者ではないため、このエラーがアスセス増の一時的なものなのか、
それともPHPかCGIか何かのプロセスが暴走しているのか判断がつかなかったのですが、
ウェブ上の情報を統合すると、どうもさくらのレンタルサーバーのスタンダードでは、
同時アクセス数150をさばくのが限界である、とのことでした。

数年前の情報もあり、流石にサーバースペックも上がっているだろうと思いましたが、
現に節約速報が503エラー頻発でほとんどダウンしている状態で、
悠長なことは言っていられませんでした。

という訳で、流石に515円のスタンダードプランでは限界があったのだろうと思い、サーバー移転に
舵を取ったのでした。

色々とレンタルサーバーの情報を見てみましたが、Xサーバーが値段の割にスピードが速い、
特にワードプレスが速いとのことで、Xサーバーにしました。

XサーバーでWPXサーバーにしなかった理由:

Xサーバー系列でワードプレスを高速に動かすのであれば、文句なしにwpXサーバーでしょう、
という口コミがネット上で散見されます。
管理人も最初はそれに乗っかり、仮契約までして、現状のさくらのレンタルサーバーからFTPで
5GB程度のワードプレスファイルをダウンロード⇒wpXサーバーにファイルをアップロードしている
待ち時間(3万ファイルで30分~1時間程度かかる)に、気になる記述を見つけました。

WPXサーバーの高速化は、主にキャッシュに頼っている。よってキャッシュを使用するプラグインなどと干渉する、
特にWordPress Popular Postsと干渉するとの記事を見ました。

キャッシュ系プラグインとWordPress Popular Postsはよく干渉するらしく、そのような場合は、
キャッシュ系プラグインを停止せよとの解決策が有りましたが、サーバー側でキャッシュされている場合、
ユーザーは手のうちようがありません。正確にはあるかもしれませんが、管理人の知識では無理でした。
また、同じくキャッシュを利用するSNS Count Cacheが正確に動作するかもよく分かりませんでした。

もう少しググると、XサーバーのX10プランでもワードプレスは十分に高速である、
しかも月1000円~1200円という比較的安価であり、転送量も70GB/日まで耐えることが出来、
かつ同時アクセス数も150よりももっと多い数字、1000近い数字をさばけるとの情報もありましたので、
wpXサーバーへのFTP転送を中止し、急遽X10プランを契約しました。

ここで、FTP経由で5GB近いファイルを数時間の内に何回か上げ下げしましたが、
ファイルサイズがもう少し巨大になると、プロバイダーから警告が来る場合もあるようです。

wpXサーバーを解約した致命的な理由(その2):

管理人が当時致命的に思えたwpXサーバーの弱点は、WordPress アドレス (URL)が
変更できないことです。

管理人はさくらのレンタルサーバーでなんとなくWordPress アドレス (URL)を
http://example.com/wpに設定し、インストールしていました。

今回、wpXサーバーにログインし、ワードプレスのダッシュボードにログインできることを
確認後、「wp-content」以下のファイルをまるごとアップロードすると、案の定ログインできません。

http://サイトURL/wp-login.php
http://サイトURL/wp/wp-login.php
両方で試してみよ、というグーグル先生の教えに従っても解決しません。

一度まるっとワードプレスを削除し、改めて新規にワードプレスをインストールして、
wp-contentアップロード前にダッシュボードからWordPress アドレス (URL)とサイトアドレスを
確認すると、この値が同じになっています。

ここがどうやら原因臭いな、と当たりをつけ、
wp-config.phpをテキストエディタで開き、最後の行に define( ‘RELOCATE’, true ); を追記する、
など一般的な技をやってみたのですが、やっぱりログインできない。。。

phpMyAdminから「wp_options」テーブルの「構造」でタブを「表示」へ切り替え、
「siteurl」「home」をいろいろ弄ってみたけど変わらない。。。

更にググる内に、公式の「クラウドホーム>マニュアル>WordPressについて>仕様について、」で、
下記記述を発見しました。

当サービスでWordPressを快適にご利用いただくため、WordPressのダッシュボードURLを指定する「WordPress アドレス」と、WordPressを公開するURLを指定する「サイトアドレス」の変更に制限を行っております。
https://www.wpx.ne.jp/cloud/manual/wordpress_spec.php

これはなんとなくめんどくさそうな香りがしてきました。

phpのパス指定を頑張って置き換えると動くのか?それともさくらのレンタルサーバー側で
WordPress アドレス (URL)とサイトアドレスを同じに変更し、ローカルに「wp-content」を
ダウンロード後、wpXサーバーにアップロードすると動くのか?という悪魔のささやきも有りましたが、
どう考えてもさくらのレンタルサーバー側でWordPress アドレス (URL)とサイトアドレスを弄ると、
ろくでもないことになる予感がしました。この設定変更は、節約速報の息の根を止めるだろう、
そんな予感がありました。

グーグル先生はWordPress アドレス (URL)とサイトアドレスの変更方法についていろいろと記述が
ありましたが、触らぬ神に祟りなし状態、一刻も早くサーバー移転したいのに、
さくらのレンタルサーバー側で時間を取られるわけにはいかない。

という訳で、仕様が何かと面倒くさいwpXサーバー、もぅマヂ無理。解約しょ・・・。となりました。

管理人が技術屋さんであれば、一瞬で解決できた可能性はもちろんあります。
ワードプレスの仕様とphpの仕様を確認し、修正するという方法もありました。

「てめぇの勉強不足で神wpXサーバーディスってんじゃねえぞ」というお叱り、ごもっともです。
自分の勉強不足が招いた結果ですが、当時管理人はそこまで考える余裕がありませんでした。

後編に続きます。
後編:さくらスタンダードからXサーバーへワードプレスの引越し・移行作業。旧サーバーの解約は404エラーの元?


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よくわからないですが、頑張って欲しいです。
ここの情報をけっこう利用しているので。

節約速報の運営に、こんなに苦労されていることは知りませんでした。
いつもお世話になっているので、安く安定して稼働できるようになることを祈っています。

慣れていないとむずかしいですよね。
お疲れ様でした。

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