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ANA VISAカードの還元率を考察する。北海道や沖縄出身で東京でサラリーマンをやっている人ならばあり。

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ANA VISAカードの還元率を考察する。北海道や沖縄出身で東京でサラリーマンをやっている人ならばあり。

JACCSカードの傘下のREXカード(2017年10月から還元率1.25%に改悪)、漢方スタイルクラブカード(廃止)、
リーダーズカード(2017年10月から還元率1.25%に改悪、アマゾンデポジット廃止)、
エクストリームカード(廃止)ということで、JACCSカード陣営の大粛清祭りとなっており、
じゃあ次はP-one wiz(1.5%)かな、という流れですが、ここに来てANA-VISAカードの還元率の
魅力が高まっているのでご紹介。
関連記事:【悲報】漢方スタイルクラブカード終了へ。カード発行は既に停止、2018/3/1以降の更新よりリーダーズカードに強制変更へ。

それにしても、一昔前までは、ANA-VISAカードをメインカードとして使うなんて情弱、
情強はゆめカードコンビニ払いで永久機関(AQ)、もしくはANA-VISA-マイペ2倍技チャージEdy支払いで
還元率2倍で(゚д゚)ウマー、もしくはUCSカードやライフカード複合技でウンタラカンタラ、というのが
2008年ぐらいの主要乞食ルートでしたね。

回り回ってANA-VISAカードの還元率に頼らなくては行けない時代が来るとは・・・

思えばこのクレジットカード業界というのは、グレーゾーン金利の廃止から総量規制、そして超低金利時代と、
ろくな事がなく、ひたすらシュリンクする方向に動いたこの10年だったかと思います。
まさにクレジットカード業界、失われた10年でしょう。

早く新しい金づるを見つけて、栄えある還元率じゃぶじゃぶ時代に戻って欲しいところ。
まぁそうなるためには、その原資を払い、乞食どもを支える「養分様」が必要なわけですが・・・

目次

ANA-VISAカードの還元率とは:

1000円で1ポイントのワールドプレゼントが貰え、下記換算率にてANAマイルに変換可能です。

対象カード 獲得ポイント ボーナスポイント
プレミアムポイント
移行手数料
プラチナプレミアムカード 15マイルコース 1ポイント=3マイル 無料
(1ポイント=15マイル)
ワイドゴールドカード 10マイルコース 1ポイント=3マイル 無料
(1ポイント=10マイル)
一般、ワイド、学生
ANA VISA Suica
10マイルコース 1ポイント=3マイル 税抜6,000円+税/年度ごと
(4月1日~翌年3月31日)
(1ポイント=10マイル)
5マイルコース 1ポイント=3マイル 無料
(1ポイント=5マイル)

ここでは、一般、ワイド、学生、ANA VISA Suicaカードを前提に考えます。
ワールドプレゼントのポイントは有効期限は2年なので、2年中1年のみ10マイルコースを6000円税別、
6480円税込みを払って1ポイント=10ANAマイルに変換するとします。

月5万、ボーナス時は10万、ボーナス年2回、爆買い時を年2回10万として、年間クレカ決済額は
5*8+10*2+10*2=80万円。ワールドプレゼントポイントは800ポイント。2年で1600ポイント。

10マイルコース換算:16000ANAマイル、-6480円の移行手数料。
5マイルコース換算:8000ANAマイル、移行手数料無料。
1マイルの価値は諸論ありますが、一般的な1ANAマイル=2円とすると、

10マイルコース換算:16000ANAマイル=32000円、-6480円の移行手数料=25520円(1.6%)
5マイルコース換算:8000ANAマイル、移行手数料無料=16000円(1%)

年会費と継続時ボーナスマイル補正:

実際には年会費2160円がかかり、詳しくは後述しますが、
カードご利用代金WEB明細書サービス年会費割引と、マイ・ペイすリボ登録割引を併用し、年会費は1107円。
そこに毎年1回継続マイル、1000マイルが付くので、-1107+1000*2(1マイル=2円換算)=893(ヤクザ)円。

よって修正ANA-VISA還元率は上記にヤクザ(893円)×2年分=1786円を加算した、
10マイルコース換算:1年で80万、2年で160万で25520円+1786円=27306円(1.7%)
5マイルコース換算:1年で80万、2年で160万で16000円+1786円=11786円(1.1%)

うーん、ANAマイルという使う場所と時期が限られるものに変換する場合、
P-one wizの1.5%(1%現金バック+0.5%Tポイントバック)の方が良いかも。

もっとも、1ANAマイル=3円ぐらいを達成できる、羽田~那覇行き特典航空券を利用する場合は、
10マイルコース換算:2年で160万で16000マイル、48000-6480+1786=43306円(2.7%)。
5マイルコース換算:2年で160万で8000マイル、24000+1786=25786円(1.6%)。

実家が沖縄や北海道などの遠地で、東京でサラリーマンをやっている人などは、
より特典航空券を利用する機会が多く、1ANAマイルの価値があがるので、
結果的にANA-VISA還元率が上がるかと。

ワイドゴールドカードの場合:

年会費は通常14000円税別、WEB明細+マイペいすで9500円税別、税込み10260円。
継続マイルが年2000マイルで実質4000円分。
移行手数料で1ワールドプレゼントのポイント=10ANAマイルで、2年間160万円の決済として、
16000マイル、年会費10260*2、継続マイル2000ANAマイル*2年=
16000*2-10260*2+2000*2*2=19460(1.2%)。しょぼいな。

という訳で、そんなに飛行機乗らねーよ、という人は、普通にP-one wizでいいのではないでしょうか。
一応ANAカード検討中の人に、次の通りANAカードの利点と年会費を安くする方法を書きます。

ANAのクレジットカードを持つ理由:

・空港のANA提携店舗や「ANA FESTA」でドリンク・フード・お土産が1000円以上10%OFF。
これ、結構使います。特に会社の出張などではお土産購入が必須な方もいらっしゃるかと。
それが1割引きは結構デカイ。

・国内線・国際線の機内販売割引10%OFF
どうしても機内で発作的にビールが飲みたくなったり、ハーゲンダッツが食べたくなった時に10%OFF。
まぁ元値が高いですけど。地上に降りてその辺のコンビニで買ったほうが大分安い。
でもね、地上を見下ろしながら飲むビール、食べるハーゲンダッツはプライスレスなのです。

・クレジット会員のみ、旅割などを先行予約受付してもらえます。
これも結構使います。航空料金は元値がボッタクリな分、割引率も半端ない。
椅子取りゲームに一般会員よりも早めに参加できる権利は結構重要です。
関連記事:【2017年正月版】ANAで正月分の「旅割」「特割」の予約はANAクレジット会員が8/28、ANAマイレージ会員が8/29 11時、一般が8/30
9:30~で発売開始。JALもJMB会員向けに同様。

・飛行機搭乗マイルにボーナスが付く。詳細は下記参照。
フライトで貯める│ANAカードで貯める│マイルを貯める│ANAマイレージクラブ
まぁ国内線ユーザーが1便乗っても200-500マイルぐらい。それに10%ボーナスが付いても、
20-50マイルが余分に貰えるぐらい。
年6回往復・中央値で35マイル貰えるとして、6回/年×2回(往復)×35マイル=420マイルが貰えるかな、
ぐらいのどうでもいい特典ですが、まぁ無いよりましです。

・成田空港でのパーキング割引、「ANAショッピング A-style」で7%OFF。
割とどうでもいいですね。

ANA VISAカードの年会費を半分以下にする裏技:

年会費 割引後年会費 備考
ANA TOP&ClubQ
PASMO マスターカード
2160円 811円 マイ・ペイすリボ登録割引
1349円引き
ANA VISA Suicaカード 2160円 811円 マイ・ペイすリボ登録割引
1349円引き
ANA VISA 一般カード 2160円 1107円 マイ・ペイすリボ登録割引
1053円引き

ANAカードを発行する三井住友カードには、カードご利用代金WEB明細書サービスと
マイ・ペイすリボ登録割引があります。

カードご利用代金WEB明細書サービス
年6回以上請求がある人が、540円引き。うまい棒を6回買うのもありますが、
公共料金の引き落とし先に設定しておくと楽に達成できるかも。

マイ・ペイすリボ登録割引

年1回以上の請求で適用。割引額は上記表を参照してください。
使った額が全額リボ払いになるサービスです。そんなリボ手数料払うわけねぇだろと思いますが、
全額一括払いを設定できるので、その場合は手数料は不要です。なお、一度設定しておくと、
毎月設定する必要もありません。

昔はこのマイ・ペイすリボで全額一括払いにしておくと、マイルも2倍貰えました。
あまりにもリボ払い手数料を払わない人間が続出し、グレーゾーン金利の違法化に伴って、
クレジットカード会社が渋くなったので、マイル2倍特典は無くなりました。

なお、上記2つの割引は、ワイドゴールドカード以外は併用できません。
つまり、一般カード会員は、マイ・ペイすリボ登録割引の方が割引額が大きいので、
両方設定した場合でもマイ・ペイすリボ登録割引のみ適用されます。

という訳で、マイ・ペイすリボを設定すると、年会費が半額以下になります。
ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカードかANA VISA Suicaカードが年会費が811円で
一番安いことが分かりました。

ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカードとANA VISA Suicaカードの入会特典&特徴比較:

ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカード  カードの
特徴
・継続時に1000マイル付与。
・東急系ストアでTOKYU POINTが貯めれる。 
ヒカリエや渋谷109、東急ストアなど。
・PASMOが利用可能
・1000TOKYUポイントを750マイルに交換可能。
・10000マイルを10000TOKYUポイントに交換可能可能。
・iD、ETCカード(無料)を付与可能。
ANA VISA Suicaカード カードの
特徴
・入会や継続時に1000マイル付与。
・Suicaが利用可能。
・10,000マイルで10,000円のSuicaに交換可能。
・モバイルSuica年会費(1030円)が無料
・iD、ETCカード(無料)を付与可能。

ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカードをお勧めな人:
その名の通り東急との連携が強いため、東急沿線に住んでいたり、
渋谷でよく買い物をする人はこのカードを選びましょう。

ANA VISA Suicaカードをお勧めな人:
Viewカードです。Viewカードって還元率低すぎで持っていてもいいことはあまりないのですが、
下記割りとどうでもよいJR系サービスが割引となります。

Viewカード特典
・JR東日本ホテルズ 10%OFF、直営レストラン・バー 基本料金最大10%OFF、チェックアウトを12時まで延長。
・東急ホテルズや駅レンタカーが10%OFF
・スポーツクラブ:JEXERの入会金・事務手数料が無料。
・ビッグエコーが「ルーム料金30%割引」もしくは、「飲み放題プラン10%割引」
・「楽蔵」などのダイニング店舗で飲食代10%割引(ランチは50円引き)

Viewカードの特典として、唯一モバイルSuica年会費(1030円)が無料となるのはデカイかも。
モバイルSuicaが使えると、東北新幹線が2割引きぐらいで乗れるため、ガーラ湯沢にスノーボードにも
たいへん行きやすくなります。

というわけで、管理人的には、東急と関わりがない人は、とりあえずViewカードでも
作っておくといいのではないでしょうか。
これで年会費811円、継続時に1000マイルが貰えて実質-1189円でANAクレジットカードを維持することが出来ます。


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